診療項目

当院は内科一般、循環器科、呼吸器科に関する疾患の診察および治療を行っています。

循環器(心臓)と呼吸器(肺)はともに生命維持に必須の重要な臓器であるだけでなく、相互に深く影響し合っているという特徴があります。循環器専門医であり、かつこれまで多くの循環器疾患・呼吸器疾患を診てきた臨床経験と知識をもとに循環器・呼吸器をトータルに診ることができるというのが当院の強みであると考えております。

常に的確で迅速な診断と治療を心がけておりますので、安心してご来院下さい。

地域住民の信頼に応えるため 設備の充実と強化に努める

「できる限りの検査や治療は当院で完結する」をコンセプトに、どんな診断・治療にも対応できるよう最新鋭の機器を導入し、地域住民の健康を守るために、病院と同等の検査や治療が受けられる体制を目指しています。心臓を検査できる超音波検査(エコー)を設置し、さらに頸動脈・下肢動静脈・腹部を検査できる診断装置も設置するほか、肺機能検査、負荷心電図検査、24時間ホルター心電図などの機器を一通り揃えています。

また「フォルム検査(血圧脈波検査装置)」を導入しており、短時間で動脈硬化の進行度や下肢動脈の狭窄・閉塞の診断が可能。PWV(脈波伝播速度)、ABI(足関節上腕血圧比)を同時に測定でき、血管の硬さや血管の詰まり具合、血管年齢なども総合的に評価することができます。

動脈硬化の進展から将来心筋梗塞などを発症する可能性があることは知られているが、最初の異常は血管内皮機能の低下として現れます。そこで、当院では動脈硬化症の初期病変を発見する「FMD検査装置(内皮機能検査)」を新たに導入。腕を圧迫し血管内皮細胞から血管を拡張させる一酸化窒素を放出させ、どれだけ動脈が拡がるかを超音波でみる検査ができます。

わかりやすく説明すると、「血管の元気度をみる検査」とも言えます。内皮機能状態を判定し、心血管疾患のリスクを知ってもらうことで早期の指導に繋げています。

より高度な検査や治療、入院を要する場合には速やかに提携医療機関に紹介する体制も整えているのでご安心ください。

虚血性心疾患と生活習慣 予防と管理に力を注ぐ

循環器疾患に実は関わりの深い生活習慣病。心疾患の中でも虚血性心疾患、いわゆる心筋梗塞や狭心症は食事や運動、喫煙などの生活習慣の積み重ねが発症の引き金となるといわれています。そのような状態にならないためには、生活習慣の改善や定期検診が大切です。

生活習慣病と一口に言っても、その症状は様々です。一般的には高血圧や糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症などが挙げられますが、それらの生活習慣病は自覚症状がないか進行してから症状が現れるため、健診などで判るケースが多くみられます。放っておくと心血管疾患などの重要な病気に繋がるため、早期発見・早期治療につなげることが重要です。

ご自身の健康状態を知るためにも、一度受診してみることをおすすめします。

健康な体であり続けるために、まずは自分の生活習慣を見直すこと。当院では薬での治療をはじめ、管理栄養士による食事指導や専門の知識を持つ看護師による運動療法を実施しています。生活習慣病を治そうと思っていても、なかなか治せなくて困っている人はたくさんいると思います。そんな方々に正しい知識を持ってもらえるよう指導に努めますので、まずはお気軽にご相談いただければと思います。

また近年の高齢者の増加に伴い、高齢心不全患者さんが急増する「心不全パンデミック」を問題視。心不全の患者さんのために、リハビリテーションとしての運動療法も取入れていく予定です。

主に、このような症状の診察をしています

  • 高血圧から不整脈や狭心症、心不全などの心臓病。
  • 動悸や胸の痛み、息切れ、めまいなどの症状のある方。
  • 風邪、気管支炎、肺炎などの感染症のみならず、気管支喘息、COPDなどの慢性呼吸器疾患。
  • 咳、痰、息切れ、喘鳴(ゼーゼー)などの症状がある方。
  • その他胃腸の不調や糖尿病、高脂血症、痛風などの生活習慣病等々、あらゆる内科疾患を診察いたします。

当院で検査していただける内容

  • 血液・尿検査一般
  • X線検査
  • 心電図・ホルター心電図
  • 運動負荷検査
  • 超音波(エコー)検査
  • フォルム(血管年齢)検査
  • 内臓脂肪測定
  • 血液さらさら度測定
  • 骨密度測定
  • 肺機能検査
  • 呼気NO濃度測定(気道アレルギー)検査
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